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2008年06月27日 21:00

【今日のNASA】天体写真「まるで彗星のようなM27星雲」

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©Nik Szymanek, w/Faulkes Telescope North

 NASAが毎日1枚公開している天体写真。今日の写真は「まるで彗星のようなM27星雲」。

 1730年6月26日に生まれた天文学者のシャルル・メシエは、18世紀に彗星を求めてフランスの空を調査した。彼は彗星と混同するのを避けるために、この天体を彗星ではないもののナンバー27として記録した。

 21世紀の天文学者たちは、小型の望遠鏡でこの天体を見て惑星状星雲として分類するだろうが、じつはM27星雲は惑星ではない。

 M27(メシエ27)は、ガス状の発光星雲として優れた例の天体であり、太陽のような恒星が中心に持つ核燃料を使い果たしたときに形成されると言われている。

 このような星雲は、恒星が持つ複数の外殻が宇宙に放出されて誕生する。死につつある恒星だが、可視光で輝いているためとてもよく目につく。

 亜鈴状星雲という名前でよく知られているこのM27星雲は、地球から1200光年離れたこぎつね座の中に存在している。

 こぎつね座は、小型望遠鏡や双眼鏡を使わないと見えないぐらい全ての星が暗い。一番明るい星でも4等級だ。M27星雲のおかげで、こぎつね座は有名である。

[ NASA ]

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