デジタルマガジン

2008年06月06日 10:00

ニコニコ動画がついに失速!著作権侵害動画の削除が響いたか

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 日本で若年層に大人気の動画共有サイト「ニコニコ動画」がついに失速し始めました。ニコニコ動画はユーザが動画を投稿し、その動画に対してほかのユーザが動画内にコメントをつけられるという画期的なサイトです。著作権を侵害している動画が多く、その対処が急務となっていました。

 ニコニコ動画は日本における動画共有サイトのパイオニアです。その将来が一体どうなるのか、様々な人が注目していましたがここにきてその成長に陰りが現れてきました。それを示すのが、全世界のWebサイトの訪問状況を調べているサイト「Alexa」の調査結果です。調査結果のグラフは青が「ニコニコ動画」、赤が「2ちゃんねる」、黄色が「mixi」を表しています。

 グラフを見ると、5月15日あたりから急激に失速し始めているのがわかると思います。最近になってニコニコ動画は、著作権を侵害している動画の削除を繰り返していました。ニコニコ動画が該当の動画を削除すれば、またユーザがその動画をアップするというイタチごっこのような状態になっていましたが、結果的にはニコニコ動画が勝利したカタチで終結しています。

 これにより、ニコニコ動画における著作権侵害動画の数はかなり減りました。私はそれに嫌気が指したユーザが出て行ってしまったのだと予想しています。とはいえ、まだまだ、というかずいぶんと著作権侵害している動画が存在しているのもまた事実です。

 利用者としての立場から語ると、著作権を侵害している動画が全て削除されたニコニコ動画には全く魅力を感じません。しかし、このまま著作権を侵害し続けても良いわけではありません。著作権とどのように付き合っていくのか? 著作権後進国である日本において、ニコニコ動画は厳しい状況に立たされています。

※ご注意 Alexaの全世界のネットユーザの中からサンプルユーザを選び出し、その結果を集計して統計のグラフを出しています。よって統計結果は必ずしも正確なものではありません。

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