デジタルマガジン

2008年06月30日 18:00

ゲームレビュー DS「狼と香辛料 ボクとホロの一年」

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© 支倉凍砂/アスキー・メディアワークス/「狼と香辛料」製作委員会 © 2008「狼と香辛料」製作委員会/ASCII MEDIA WORKS Inc.

◆2次元に恋をしているモテない男性に、女性はお金がかかるものだということを教えてくれる (40点)

 アスキー・メディアワークスが2008年6月26日に発売したニンテンドーDS用ゲームソフト、それが「狼と香辛料 ボクとホロの一年」だ。電撃文庫から刊行されている支倉凍砂のライトノベル「狼と香辛料」をゲーム化したものである。私はまだ読んだことがない。

 「狼と香辛料 ボクとホロの一年」の目的は、主人公の商人ボクが、ヒロインであるホロと一年もの間 旅をしながらホロを故郷へと送り届けるというもの。読んでわかるとおり、ホロに恋している男性向けのストーリーだ。

 ゲーム内でできることは限られており、街の酒場や旅の道中で噂話を聞き、その噂話を元に市場で商品を買って他の街で売る。これの繰り返した。噂話によって商品の情報を仕入れ、噂話によって新しい街を知り、噂話によって売れスジの商品を知るというなんとも頼れない商人がプレイヤーだ。

 もちろんこれだけではつまらない。メインの楽しみは、ランダムで発生するホロとのイベントだ。選択肢によって、ホロの好感度が上下する。こうしてホロとラブラブになっていくというわけだ。ちなみにお金を持っていると、ホロがあれ買ってこれ買ってととんでもない額の商品をねだってくる。買ってあげると好感度が大幅に上がり、逆に買ってあげないと下がるという悪魔のような設定だ。男性はお金をとるか、好感度をとるかという選択肢をゲーム内でも迫られてしまう。

 基本的に商売はおまけだと思って良いだろう。街から街への移動は隣の街にしかいけないし、長距離交易という概念もなさそうだ。市場では売れ筋の商品を売るよりも、高い商品を仕入れて売った方が儲かったりする。商館での投資イベントは結果が固定なので、セーブ&リセットで大儲けできるだろう。「狼と香辛料 ボクとホロの一年」は、あくまでホロとの恋愛を楽しむゲームなのだ。

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