デジタルマガジン

2008年04月28日 11:30

PS3に未来はあるの?ついに販売台数が過去最低に

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 先週、PS3の販売台数が8,232台まで減少した。そして今週はついに過去最低の7,438台まで落ち込んだ。大物タイトルのメタルギア ソリッド 4の発売が近づいているというのに一体どうしたことなのか?

 PS3の問題点はソフトラインナップにある。今月発売されたソフトは2本、来月は4本、再来月は5本と、毎月少しずつしか発売されないうえに、PS3独占タイトルというものがほとんどない。大抵のソフトはXbox 360とのマルチプラットフォームか、もしくは既にパソコンで発売されている。

 5月から7月にかけて発売されるソフトの中でPS3独占タイトルは今のところ「メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット」「頭文字D エクストリーム ステージ」「ティアーズ・トゥ・ティアラ -花冠の大地-」「SIREN: New Translation」のたった4本。

 この中でハードを牽引できるソフトは「MGS4」と「SIREN」ぐらいだろう。今月発売された独占タイトル「戦場のヴァルキュリア」は、実売5万本程度だったそうだ。これではハードを引っ張るどころかサードが潰れかねない。

 さらに先週は、6月5日発売のPS3版『STRANGLEHOLD(ストラングルホールド)』の発売延期が告知された。これはXbox 360とのマルチプラットフォームであり、360版は5月22日予定通り発売される。こんな状態ではPS3で人気が出るとは到底思えない。

 果たしてPS3に未来はあるのか?今年8月にはさらに新型にモデルチェンジされるとの噂もあるが、こうも売れないのでは新型どころの話ではない。Blu-ray市場が好調なためPS3本体の撤退はないと考えているが、現時点での未来は暗いと言えるだろう。

 今後は独占タイトルをどれだけ増やせるかが鍵となる。そのためにはそのWiiより4倍も高いと言われる開発費を抑え、体力のない中小サードが開発に参加できるぐらいのサポートが必要だろう。

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