デジタルマガジン

2008年04月07日 18:13

もうすぐ超高速インターネットがやってくる?

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もうすぐ超高速インターネットがやってくる?

 「DUDE!マジかよ!」と思わず叫んでしまいたくなるニュースが飛び込んできた。今あるインターネットの全てを、時代遅れにする技術がもうすぐやってくるという。

 その技術とはいったい何なのか?それは超高速インターネット「The Grid」だ。超高速と言うぐらいだからどれくらい速いのかというと、主要な映画、つまりDVD1本をわずか2秒でダウンロードできるぐらいの速さだ。とんでもない技術が生まれたもんだ。

 この素晴らしい技術「The Grid」を開発したのは、世界的に著名な研究所の一つである欧州合同原子核研究所(CERN)。スイスでブラックホールを作ろうとしている研究所と言えば、Geekな人は分かってくれると思う。

 もともとインターネットは1989年に通話用として設計された。そこにデータ通信を持ち込んだものだから、今や内部はごった煮の状態になっている。

 対して「The Grid」は最初からデータ通信のために開発されている。専用ケーブルとルーティングセンターで構築されたこのシステムが、時代遅れのシステムに劣るはずがない。既にこのシステムを採用した5万5000ものサーバは、今後2年以内に20万台になるだろうと予測されている。

 「The Grid」プロジェクトの技術部長トニー・ドイル教授は「研究所だけでデータのやり取りをするのであれば、我々はこの技術を開発する必要はなかった。しかし、我々の研究は世界へと届けなければいけないのだ。それには従来の技術では間に合わない。だからこの強力なネットワークを開発したんだ」と語る。

 ネットワークはCERNを中心として、アメリカ合衆国、カナダ、東アジア、ヨーロッパにある11のセンターに敷設された。ここからさらに外へ、つまり私たちが普段使っているネットワークへと繋がっていく。

 とは言え、私たちが「The Grid」を直接扱える機会はない。しかしガッカリする必要はない。多くの研究機関に加え、国内のプロバイダが先駆けてこの技術を導入しようとしている。バックボーンが太くなれば、その分私たちも恩恵を受けられるというわけだ。

 超高速インターネット万歳。これでYoutubeニコニコ動画も見放題だ。

[ Times Online ]

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