デジタルマガジン

2008年04月14日 6:00

アルツハイマーを治す薬

このエントリーをはてなブックマークに追加

アルツハイマーを治す薬

 投与してから数分後に、アルツハイマーを治す薬の臨床試験が行われている。アメリカの研究者は、アルツハイマーを患っている82歳の老人にこの薬を投与すると、今まで見分けがつかなった妻を確認することができたと発表する。

 この薬はエンブレルという薬で、通常は関節のリウマチ治療などに使われている。これを脊髄に注射すると、脳内で炎症を起こす物質をブロックし、アルツハイマーの症状を改善するという。

 アルツハイマーはこれまでの研究により、脳内にTNFαと呼ばれる化学物質が過剰に存在していることが原因とされている。エンブレルはこのTNFαと結合し、その分だけ機能を停止させる働きをする。

 リウマチ治療を行っている患者は皮下注射のため、自分で処置をすることができる。しかし、エンブレルをアルツハイマーの治療に使う場合は脊髄に注射しなければならないため、その方法を今度は開発しなければいけないようだ。

 高齢化社会が進む今、アルツハイマーは深刻な社会問題となっている。私はできることならその病気にはなりたくないと思っているし、患ったら自ら老人ホームに入ろうかと考えている。

 この薬はそれを防げるかもしれない。期待したいところだ。

[ Daily Mail ]

このエントリーをはてなブックマークに追加