デジタルマガジン

2008年04月29日 14:00

ゲームレビュー DS「探偵 神宮寺三郎 DS ~きえないこころ~」

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◆プレイヤーが解けない謎ほどつまらないものはない (26点)

 アークシステムワークスが2008年4月24日にニンテンドーDSで発売したアドベンチャーゲームが、それがこの「探偵 神宮寺三郎 DS ~きえないこころ~」だ。

 デジタルマガジンでもオススメゲームとして紹介したのだが、謝らせて欲しい。こんなクソゲーオススメして申し訳なかった。このゲームの脚本書いた奴出て来い!

 探偵の神宮寺三郎は相変わらずハードボイルドでカッコイイ。ゲーム自体の雰囲気は全く崩れていないと言っていいだろう。崩れていたのはアドベンチャーゲームで一番重要なストーリーだった。

 推理ゲームで一番重要なのは事件を解決へと導く謎だ。その謎を解くためのトリックが、解けないのだ。私のおつむが絶望的に悪いわけではない。物理的に不可能なのだ。

 シナリオ「きえないこころ」では、物語の鍵となる手紙が3枚存在する。そのうち2枚は内容も短く、トリックも簡単だ。ここまではいい。問題は3枚目だ。

 3枚目の内容は非常に長かった。パッと見ただけではどこに謎が隠されているのかわからなかった。私は必死に頭をフル回転させながら悩んだのだが、とうとう分からなかった。

 そしてそのまま物語を進め、事件を解決したところで手紙に隠された謎を解くシーンとなった。1枚目、2枚目はすでにわかっている。そして3枚目。

 果たしてどんな謎が隠されていたのか?私はワクワクしながら話を進めていったのだが、そこで暴かれたトリックは「ふざけるな」と声を大にして言いたいモノだった。

 どんなトリックだったのか?それはニンテンドーDSの中に入り込んでゲームの登場人物にならなければ解けない。そんなトリックだった。そんなものプレーヤーに解けるはずがない。

 プレーヤーに絶対に解けない謎を出す推理アドベンチャー。こんなものは推理ゲーム失格だ。プレイ時間は3時間とちょっと、ほかにもシナリオが残されているがメインとなっているシナリオがコレでは、ほかのシナリオも相当なもんだろう。押し入れの肥やしになること間違いなしのゲームである。

 お値段3,990円。

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