ゲームレビュー DS「ぼくらはカセキホリダー」

◆面白いが完璧主義者にはむかないゲーム (76点)
家庭用ゲーム業界のトップを走る任天堂が2008年4月17日に、ニンテンドーDSで発売したのがこのゲーム「ぼくらはカセキホリダー」だ。
恐竜だとか古代だとかに目がない私はつい購入してしまったのだが、いやいやなかなか面白った。このゲームでは化石は岩の状態で発見され、それをホリダーセンターという施設で削り、中にある化石を取り出す仕組みになっている。
この化石堀りがなかなか難しい。ドリルとハンマーで削り出すのだが、時間制限が存在する。化石ぐらいゆっくり掘らせろよと言いたいところだが、ゆっくり掘らせると完璧に削られてしまうからだろう。制限を作ることでミスを誘おうとしている。
ドリルで丁寧に削ればキレイに掘り出せるのだが、それでは時間が足りなくなってしまう。そこで序盤はハンマーで岩を砕いていく。しかし、調子に乗りすぎるとハンマーが中の化石まで砕いてしまうことに。どこまでハンマーで砕き、どこからドリルで削り出すのかが鍵を握っている。
どこにも傷つけず100点満点で化石を掘り出すことができれば、その化石は強い恐竜となって復活する。どこかにちょっとでも傷をつけてしまうと、本来の力を発揮できない恐竜となってしまう。それでも十分強いのだが、やっぱり100点を目指したい。
そんなこんなで100点目指しているとあっという間に時間がたってしまう。化石一個掘り出すのにだいたい75~90秒かかる。ちょっとでもミスしてしまえばその時間がパー。私の場合は99点の化石がゴロゴロと転がる始末になってしまった。たとえドリルであっても化石にふれてしまえば-1点なのだ。
この化石削りで時間をとられるうえに、このゲームはRPG。化石(の入っている岩)を拾いにマップにいくと、化石を見つけるたびにほかのプレイヤーに喧嘩を売られて強制バトル。結果として岩から化石1個掘り出すのに5分ほどかかってしまうことになる。つまり、恐ろしいほど時間を消費するゲームなのだ。
化石を掘り出して自分のモンスターにするという発想は面白かったが、いかんせん時間を食いすぎる。学生なら楽しめるだろうが大人には向かないゲーム。そんな印象だ。
お値段4,800円。
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(篠原 修司)
カテゴリ:ゲーム


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