デジタルマガジン

2008年04月23日 17:30

PS3のHOMEとセカンドライフの決定的な違い

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PS3のHOMEとセカンドライフの決定的な違い

 昨年の3月にPlayStation3で2007年秋から開始すると発表されたHOME。9月には平井社長から今年の春に延期すると発表され、そしてついに先日今年の夏にクローズドβ、秋からオープンβを始めると発表された。いくらなんでも遅れすぎである。

 さて、インターネット上の評判を見てみると「セカンドライフの二の舞になる」との意見が多く見られた。けしからん、ソニーの「HOME」とリンデン・ラボの「セカンドライフ」は全くと言っていいほど条件が違う。

 違いはいくつもあるが、説明していくとキリがないので決定的な違いだけ伝えたい。それはユーザ環境の違いだ。HOMEはPS3、セカンドライフはパソコンでプレイする。この違いが実に大きい。

 お前は何を当たり前のことを言っているんだと突っ込まれそうだが、そういうことではないのだ。どういうことなのかというと、PS3ならばユーザは統一された環境下にある。しかし、パソコンはユーザごとに環境が全く違う。ハイスペックなパソコンもあればロースペックなパソコンもある。さらに、セカンドライフを楽しもうと思ったら最低でもミドルレンジのグラフィックボードが必要だ。もちろんCPUやメモリも重要だ。だがHOMEにはそういった投資は全く必要ない。

 なぜならHOMEはPS3で展開されるからだ。遊ぶためにはPS3が必要、ただそれだけなのだ。こちらが環境を整えてやる必要など一切ない。コンテンツの開発においても統一された環境というのは楽だ。このユーザ環境の違いは果てしなく大きい。

 HOMEがセカンドライフの二の舞になることはないということを、分かって頂けただろうか?そんなわけでPS3ユーザはHOMEを首を長くして待ち、できればそのまま忘れて欲しい。なぜなら最終的に失敗するというところは変わらないだろうから。新たな黒歴史だ。

※ミドルエンドではなくミドルレンジの間違いではないかという指摘を頂いたので修正致しました。ご指摘ありがとうございました。

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