ゲームレビュー DS「ソーマブリンガー」

◆よくできたアクションRPG。だがそれだけ (60点)
2008年2月28日に任天堂から発売されたニンテンドーDS用アクションRPG、それが「ソーマブリンガー」だ。
2ちゃんねるの業界板にて、ゲーム業界人が「超面白かったよ!今年一番かも!?」なんて感想を書き込んでおり、一部の人には期待の高かったゲームだが、蓋を開けて見ればなんてことはないただのアクションRPGだった。
ゲームをスタートして、まず音楽が素晴らしいことに気付く。調べてみると担当は光田康典さんだった。『クロノ・トリガー』の音楽を作った人だ。この人が作ったのならば、素晴らしいのもうなづける。
ストーリーは主人公の回想、ヒロインである少女とどうやって出会ったかというところから始まる。その後、少女が記憶喪失であることから、なくした記憶を取り戻す為に主人公と行動を共にすることとなる。
と、私が説明できるのはここまでだ。じつはここでプレイするのを投げてしまった。通算プレイ時間は3時間とちょっとと言ったところだ。
システムはよく出来ており、戦闘時とアイテム使用時の切り替えや、コンボ、装備品のカスタマイズなど、おかしなところはとくになかった。欲を言えばPT内の仲間も操作切り替えで自分で動かせると面白そうだったが。
インターフェースもDSでありながら問題ない。タッチペンを使うような必要性はなく、普通のアクションRPGとして遊ぶことができる。だが、それだけだった。
「ソーマブリンガー」はたしかによくできたゲームだ。WiiやニンテンドーDSからゲームを始めた人には最適な仕上がりだろう。だが、それゆえに私は満足することができなかった。こんなゲームはスーパーファミコンの時代にもう遊んでいるのだから。
ワガママを言っているのは承知しているが、真新しさがない。それが「ソーマブリンガー」をプレイした感想だ。
上で述べたようにニンテンドーDSなど、比較的新しいゲームユーザは楽しめるだろうから購入してみると良い。DSでもここまでキレイな絵が出せるだと思わせてくれるグラフィックが待ち受けている。
(篠原 修司)
カテゴリ:ゲーム


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