ゲーム業界の未来は暗い
次世代ゲーム機戦争も、ひとまずWiiの勝利ということで落ち着きました。しかしこれを読んでいるゲーマーの方に問いたいのです。「Wiiで遊んでいますか?」と。
私の答えはNoです。たしかに発表時にはこんなに素晴らしいゲーム機はないと感じました。発売日の朝から並んでソフトや周辺機器を購入しました。しかし、それは今思えばお金の無駄遣いだったのです。
当時はそれなりに楽しかったです。ゼルダの伝説で剣を振り回したり、ラビッツパーティーを皆でワイワイ楽しんだり、でも、そこまででした。結局のところ楽しいと感じられたのは、それが新しい刺激だったからです。肝心のゲーム内容はこれまでと何ひとつ変わらないものでした。
その後、面白いソフトが出るだろうとWiiの発売ラインナップをずっとチェックしていましたが、結局1年間待っても出てくるものはビギナー向けのゲームばかり。これで楽しめと言われてもムリなことです。
そしてWiiの目玉のひとつであったバーチャルコンソール。これもひどいものです。毎月のリリース本数は少なく、ラインナップされたタイトルもつまらないものばかり。肝心のスクウェア、エニックス系列はリメイク作品のために流れることはありません。
任天堂はたしかにゲーム人口を拡大させました。それ自体は評価できるものです。しかし、その後はどうするのでしょうか。ゲーム人口が拡大するということは、より多くのコアゲーマーが誕生することを意味します。そのとき、彼らは任天堂のゲームで満足できるのでしょうか?
ある任天堂社員は「本屋でゲーム雑誌を開くと、目に飛び込んでくるのは美少女や色とりどりの魔法が炸裂するアニメ絵ばかり。もはや、我々の作るものと同じ娯楽ゲームだとは思えません。」と語ったそうです。
ゲーマー向けのゲームに未来なし。今はそうかもしれません。しかし、数年後はどうでしょうか?ゲーマー無視のゲーム業界にも、未来はないと感じます。ゲーム業界はシューティングゲームと同じ道を今、辿っています。
(篠原 修司)
カテゴリ:ゲーム


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