デジタルマガジン

2007年10月24日 10:18

ニコニコ動画 動画の誤削除。そこから見えてくる著作権侵害の非親告罪化への不安

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ニコニコ動画がアマチュアバンドのメンバーが投稿した自身のライブ映像を、著作権侵害と見なし削除したのをご存知でしょうか?このことはその当事者であるメンバーのブログによって明らかにされました。

 行われた罰則は著作権侵害と見なされた動画の削除と、アップロード機能の一時停止。既にこの件については公式に謝罪が行われていますが、そんなことはこの際どうでもいいんです。気になるのは著作権の侵害に対して第三者が強権を行使できるということです。

 今回はまだ民間企業であるため、アカウント機能の一時停止などの軽い措置ですみましたが、これが警察だったらどうでしょうか?

 著作権侵害の非親告罪化により、著作権のなんたるかも理解していない一部の警察官がその正義感に任せて罪のない人を捕まえるということが起きたら?と考えると不安になってきます。

 すぐに分かることなので、何時間かの任意の事情聴取、もしくは1日程度の拘留ですむのでしょうが、そのために奪われた時間は帰ってきませんし、警察が家に来た、連行されたということで受ける風評被害も結構なものです。

 JASRACなどの著作権に群がる金の亡者たちは、どうやってお金を搾り取るかにご熱心なようですが、音楽を愛する一ユーザとしてはこういった間違いが起きるような著作権について疑問を覚えるのです。今はパブリック・コメントを文部省が募集していますが、おそらくこのまま著作権侵害の非親告罪化、ダウンロードの違法化はすんなりと通ります。そうなった時のために今から自衛の手段を考えるしか今のところは手がない、といった状況です。皆さんもお気をつけて。

このエントリーをはてなブックマークに追加